ID窃盗だけではない、個人情報販売の大問題「誤情報」(上) 2005年3月18日 コメント: トラックバック (0) Kim Zetter 2005年03月18日 ケネス・シュスタレイトさんは18歳のとき、機械工場の駐車場に山積みされていたもの――彼は屑鉄だと思っていた――を持ち出そうとした。そして結局、軽い窃盗罪で夏休みの一部を鉄格子の中で過ごすことになった。 これは1974年の出来事だ。ところが、30年経った現在も、シュスタレイトさんは当時の罪を償いつづけている。 というのも、シュスタレイトさんが求人に応募した複数の企業が身辺調査のために米チョイスポイント社から購入したシュスタレイトさんの犯罪歴データに、このときの軽罪が重罪と誤って記されていたのだ。さらにこのデータは、シュスタレイトさんが刑務所に7年間入っていたと記していた。実際は郡の施設で51日間過ごしただけだ。 昨年、求職していた