Apple Computerは米国時間11月29日、Mac OS X 10.4.3(Tiger)とMac OS X 10.3.9(Panther)に見つかった10数件の「極めて深刻」な脆弱性を修正するセキュリティアップデートを公開した。 今回のセキュリティアップデートでは、ウェブサーバのApache 2やcurl、Safariブラウザに関連するものなど、合わせて13件の脆弱性が修正される。これらの脆弱性には、攻撃者にDoS(サービス拒否)攻撃を許すものや、リモートからのシステム乗っ取りを可能にするものなどが含まれている。 「これらのうちで最も深刻なのは、Safariが使うcurlとPCREライブラリのなかにみつかった脆弱性だ」と、セキュリティ対策企業SecuniaのCTO(最高技術責任者)、Thomas Kristensenは述べている。Secuniaでは、これらの脆弱性を同社の評価で上か