2011年2月24日のブックマーク (2件)

  • 読書会『伊藤計劃「虐殺器官」』

    僕たちの好きな戦争について 9.11以降、戦争の意味が変容したのは実感としてわかる。 戦争商売は儲かるらしいね、とか。 そういや第3次世界大戦ってリアリティ失ったよなぁ、とか。 それよかもう国家と国家がガチで殴りあうデカい戦争って起こりそうになくね? とか。 台風みたいに戦争にも強度が定義されてるの知ってた? とか。 戦争が巨大化・複雑化し、誰のコントロールも受け付けなくなったのは19世紀以降の話だ。とか。 などなど。 「悪」について 悪役のジョン・ポールが背負っている「悪」の役割、ステレオタイプ、アーキテクトについて。 ニコライ・イリイチとキャラが被る?(そうかな?) トラクルおじさんとキャラが被る(それだ! っていうか云ってることまんま一緒!) なんか「悪」の紋切、ステレオタイプ、アーキテクトってあるよな、とか。 ヘーゲル→マルクス→ニコライ・イリイチ(矢吹駆シリーズ)の系譜? ハイデ

    inukorori
    inukorori 2011/02/24
    参照すべき先行作品の項が面白いのでこちらも。
  • 読書会『アーサー・C・クラーク「幼年期の終わり」』

    読書会レポート。 今回のお題は光文社古典新訳文庫版、池田真紀子訳、アーサー・C・クラーク『幼年期の終わり』 [bk1][amazon] アーサー・C・クラーク - Wikipedia 幼年期の終り - Wikipedia 参加者はT、I、と俺、第弐齋藤の3名。 時間は16:00開始、18:00終了の計2時間。 途中休憩なし、わりとまったりめの読書会。 光文社古典新訳文庫ででた! というのが読書会をやろうという気になった動機なので、50年前に書かれたSFがいかに古びているか(あるいは古びていないか)が焦点になった読書会だった。 50年前の巨才の作品でも、日に暮らすボンクラどもが揚々とツッコミを入れられるくらいにはなってるんだよなぁ、という実感がある。 そこから、SFという文学ジャンルの読み方が変わってきたよね、ということを再確認するような集まりになった気がする。 ン十年前に「夢見られ

    inukorori
    inukorori 2011/02/24
    迷い宇宙人オーバーロードは我ながらさすがにどうか。とかアホなこと考えながらググってたら「それ現代性違う。ただの弁証法」なる素敵フレーズに出会ってのけぞるなど。