恋人と別れて30年が過ぎ、その元恋人の娘と出逢う夜 古い友人であるShellyからメッセージが届いた。「私の娘のAdrienneが日本に行くのだけれど、時間取って彼女と会ってくれるかしら?」 Shellyはアメリカ在住の白人女性だ。Shellyと俺との関わり合いは、過去に書いた。こちらを参照のこと。25歳に戻れた夜~ブライアン・…
2006年08月29日12:30 カテゴリ書評/画評/品評 平等は教育から しかし、先進国の中で、日本ほど公教育が貧相な国は少ないのである。 格差社会の結末 中野 雅至 今日行く審議会@はてな - 塾要らずの公教育は本当に素晴らしいのか公教育の質の向上は常に求められる。しかし、それは公教育の担う役割を際限なく拡大することではないし、細分化してしまうことでもない。全て民か、全て公かというものでもない。「子どもが塾に通わなくても済むよう公教育の質を充実させる」というのは、間違っている。本書「格差社会の結末」にも引用されている、教育指標の国際比較を見ればそれがよくわかる。 国内総生産(GDP)に対する公財政支出学校教育費の比率 見ての通り、日本では教育に対する公的投資が低い。列挙されている国の中では最低だ。その結果、家計負担率は世界最高水準である。その率は6割近く。別の言い方をすると、日本では教
身体の不自由な人やお年寄りにも使いやすいユニバーサルデザインのトイレやキッチン製品を開発、販売するTOTO(東陶機器株式会社)のショールームで、車椅子の転倒事故が起きていたことが被害者の訴えで分かった。 転倒事故が起きたのは去る5月13日。大阪市中央区にあるTOTO大阪ショールームを訪れた車椅子使用の栂(とが)紀久代さん(54)が、入り口に段差があったため介助を依頼したところ、ショールームのスタッフ数人が可動式のスロープ(鉄板)を敷き、栂さんを上げようとした瞬間、車椅子の前輪が浮き上がって、栂さんは車椅子ごと後方に転倒した。 入り口の段差は2段あり、階段全体は半円形。階段の中央に手すりがあるため、スロープを斜めに設置して、車椅子は横から回り込んでスロープを上がる形になる。栂さんは前回同ショールームを訪れた際にその構造の危険性をTOTOに指摘し、介助が必要な場合は必ず介助者の一人が車椅子の後
東京大学「80年代地下文化論」講義 作者: 宮沢章夫出版社/メーカー: 白夜書房発売日: 2006/07/18メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 57回この商品を含むブログ (123件) を見るとりあえず半分くらい読んだけど、80年代的「ネアカ>ネクラ」「軽い・明るいは正義!」的なものと、それを熱烈に信奉する宮沢章夫の「ピテカン的価値観」に支配されており、非常にムナクソ悪い内容。 ただ、「ピテカン的価値観」を持った人間と「おたく的価値観」を持った人間が対立する背景には、90年代〜00年代前半に僕が接してきたゲーマー界や、脱オタといった文脈にいたるまで、共通した「なにか」を感じさせるものがあって興味深い。 その「なにか」について考えているんだけど、これは「おたくをスケープゴートにした差異化ゲーム参加者のいやらしさ」という問題に、最終的に行き当たる気がしている。そしてそれは、「脱オタ者
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