マケイン議員は祖父も父も海軍大将という海軍一家に育ち、みずからも海軍のパイロットとしてベトナム戦争に従軍。 捕虜になりながらも5年半にわたって耐え抜いた英雄として知られています。 その後、下院議員を経て1987年から6期連続で西部アリゾナ州選出の上院議員を務めました。 2008年の大統領選挙では共和党の候補に指名され、民主党のオバマ氏と激しく争いましたが、敗れました。 マケイン議員は外交や安全保障政策に精通し、トランプ大統領が公約に掲げた医療保険制度をめぐる法案に反対したほか、トランプ大統領の外交政策や移民政策、それにメディアに対する姿勢を厳しく批判し「物言う与党議員」として知られていました。 マケイン議員は去年、脳腫瘍を患っていると公表していて、今月24日には本人の意思で治療を中止したことを明らかにしていました。 マケイン議員の事務所によりますと、マケイン議員は妻のシンディーさんや家族に