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  • ベンゲルが語るW杯“第3のトレンド”。「カウンターに人数をかけろ!」(木崎伸也)

    ブラジルW杯の戦術的なトレンドは何か? 大会が終わった今、あらためて専門家たちの分析に目を通すと「3バック(=5バック)」や「切り替えの早さ」といったオーソドックスな見解に加えて、興味深い“第3のトレンド”があったことに気がつく。 それは「カウンターの際に、ペナルティエリアにたくさんの選手が雪崩れ込む」ということ――。 アーセナルを率いるアーセン・ベンゲル監督は、グループリーグ終了後、キッカー誌のインタビューでこう語った。 「3バックや守備から攻撃への切り替えが目につくが、何と言っても興味深いのは、結果を出していたチームの多くがアタックに人数をかけていたことだ。それが今大会のトレンドだと思う」 「5バック的な3バック」は欧州でもすでに見られる布陣で、ユベントスは3バックを用いてセリエAを3連覇した。ジョゼップ・グアルディオラは昨季のドイツ杯決勝に、攻撃的な3バックで臨んでドルトムントを退け

    ベンゲルが語るW杯“第3のトレンド”。「カウンターに人数をかけろ!」(木崎伸也)
    inumash
    inumash 2014/07/24
    「欧州では見られない」って、昨シーズンのレアルとアトレティコがやってたじゃん。レアルは中央から、アトレティコはジエゴ・コスタに当ててからサイドへって形だったけど、どっちもカウンターに人数かけてたべ。
  • W杯にSNS部門があったら受賞確実?米サッカー協会の斬新な広報戦略。(及川彩子)

    ワールドカップでは、各試合毎に「マンオブザマッチ」、得点王には「ゴールデンブーツ賞」など様々な賞が選手に与えられるが、もし「ソーシャルネットワーク部門」が設けられたら、米国サッカー協会は確実に候補にあげられるだろう。 アメリカ代表の決勝トーナメントに進出も快挙だったが、それに負けないくらい今大会での米国サッカー協会のデジタルマーケティング戦略は斬新なものだった。 今年の3月、米協会は世界的なマーケット会社「VML」と契約し、デジタルコンテンツを一新、FacebookやTwitter、 InstagramなどSNSの再構築を行なった。同社との契約の理由を「クリエイティブさ、プロ精神、そして多様性で群を抜いている。ファンの皆さんが米国代表を応援する楽しさを共有できるサイト、ソーシャルメディアなどを構築していく」と同協会のコミュニケーションディレクターであるニール・ビース氏は語り、VML社の顧客

    W杯にSNS部門があったら受賞確実?米サッカー協会の斬新な広報戦略。(及川彩子)
    inumash
    inumash 2014/07/16
    ここには書いてないけどMLS人気も定着しつつあるからね。シアトル・サウンダースなんて平均観客動員4万4000人で全盛期のレッズ並だし。
  • 真のMVPは“サッカー界のゲバラ”だ。マスチェラーノに大きな喝采を!(工藤拓)

    ドイツの優勝に終わったワールドカップ決勝の直後、メッシが大会最優秀選手に選ばれたことに違和感を持った人は多いと思う。 グループリーグでは3戦連続でゴールを決め、スイス戦でも決勝点をアシストしたものの、準々決勝と準決勝は共に不発。決勝でも数度のチャンスを手にしながらゴールに結びつけられなかったメッシと比べれば、ロッベンやハメス・ロドリゲスなどの方が大会を通して強烈なインパクトを残した。 何よりアルゼンチンには、メッシよりも際立っていた選手がいたではないか。 「マスチェラーノは別格だ。アルゼンチンはマスチェラーノとその他10人だと4年前に私が言った際、みな笑っていた。だがもう笑うことはできまい」 準決勝オランダ戦の後、そう言って胸を張ったのはテレビのコメンテーターを務めていたマラドーナだ。彼の言う通り、今大会のアルゼンチンはメッシのチームではなく、マスチェラーノのチームだった。 攻守にマスチェ

    真のMVPは“サッカー界のゲバラ”だ。マスチェラーノに大きな喝采を!(工藤拓)
    inumash
    inumash 2014/07/16
    マスケラーノとシュバインシュタイガーの“どちらが先に決壊するか”という戦いも見ごたえがあったもんな。
  • <ドイツのトルコ人社会を訪ねて> メスト・エジル 「現代的トップ下を作った創造性と規律」(木崎伸也)

    レアル・マドリーでトップ下としての地位を確立したエジル。 トルコ移民の子として ドイツに生まれた彼はいかにして クレバーでシンプルなスタイルを身に付けたのか。 原点を探るべく故郷ゲルゼンキルヘンを訪ねた。 どんなにトップスピードで走っていても、メスト・エジルはまるで絨毯に落としたかのように、柔らかいタッチでボールをトラップすることができる。 1月3日、スペインリーグ17節、ヘタフェ対レアル・マドリー戦の前半19分。 ディマリアが右サイドをドリブルで駆け上がると、中央にいたエジルが矢のようにゴール前へダッシュを開始した。ディマリアからの強烈なパスをエジルはピタリと止め、顔を上げたままワンフェイントでGKをかわし、無人のゴールにボールを流し込んだ。 まるで路地裏にいる友達をからかって、ドリブルで翻弄するかのように。 エジルは今、世界で最も注目される攻撃的MFのひとりだ。レアルのトップ下を任され

    <ドイツのトルコ人社会を訪ねて> メスト・エジル 「現代的トップ下を作った創造性と規律」(木崎伸也)
  • 歴史的敗戦をセレソンはどう語ったか。茫然、無言、饒舌……それぞれの傷。(豊福晋)

    薄暗いコンクリートの階段を、ミックスゾーンへむけて早足で降りた。 何かすごいものを見てしまった、誰もがそんな表情を浮かべている。あたりはどよめきに包まれていた。 1-7。ブラジル対ドイツの準決勝は、誰も予想できない結果に終った。 ブラジルにとってみれば、決勝でウルグアイに敗れた1950年大会の“マラカナッソ”に次ぐ歴史的悲劇だ。ブラジルメディアは、大敗を速報で大々的に報じていた。 「大虐殺。ミネイラソ」(『フォーリャ・デ・サンパウロ』) 「歴史的屈辱」(『オ・グローボ』) ミックスゾーンには人だかりができていた。 今大会一番の混みようだ。誰もが目にしたかったのだ。ブラジル人選手たちがどんな表情を浮かべ、何を口にするのかを。 後世に語り継がれるこの試合、悲劇の後のブラジル人の顔を目に焼き付け、その口から発せられる言葉をしっかりと聞いておきたかった。 なぜこんなことが。答えは簡単にはでてこない

    歴史的敗戦をセレソンはどう語ったか。茫然、無言、饒舌……それぞれの傷。(豊福晋)
  • W杯決勝の審判はどうやって決まる?過酷な“査定”と“トーナメント”。(弓削高志)

    2012-2013シーズンにはCL決勝の主審も務めたリッツォーリ。自身最後のW杯で、決勝の笛を吹くことができるだろうか? イタリア代表は早々にブラジルW杯を後にしたが、決勝戦の舞台に立つことを夢見るイタリア人がいる。 ニコラ・リッツォーリは、イタリアが生んだ20人目のW杯審判だ。'09-'10年シーズンから、欧州中に20人余しかいないUEFAのレフェリー・トップグレード“Elite”の一員となり、CLなどの重要な国際試合を裁いている。 彼が欧州派遣のレフェリーとして初めて参加するブラジル大会も、準決勝の2試合と3位決定戦、決勝戦を残すだけになった。 13日の決勝戦の舞台は、聖地マラカナンだ。W杯のファイナルで笛を吹くことは、世界中の審判にとって至高の到達点だろう。 ブラジルW杯には、各大陸協会から計33人(リザーブ含む)の審判が派遣されている。最大の欧州が10人、次いで南米の6人。アフリカ

    W杯決勝の審判はどうやって決まる?過酷な“査定”と“トーナメント”。(弓削高志)
  • Not Found - Number Web - スポーツ総合雑誌ナンバー

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  • GKの勇気と3バックのスリル。~日本に足りないものを補うには?~(芝山幹郎)

    大リーグがちょうど折り返し地点に差しかかったかと思ったら、ブラジル・ワールドカップのラウンド・オブ・16(決勝トーナメント1回戦)が終わった。困った。眠っている暇がない。 大リーグも気にかかることが多いが、今回はワールドカップに口をはさませてもらう。なにしろ、ノックアウト・ラウンドに入ってからというもの、接戦や熱戦が相次いでいるのだ。それも、ガッツあふれる試合が多い。8試合のうち5試合が延長に突入し、8試合のうちやはり5試合で、ゴールキーパーがマン・オブ・ザ・マッチに選ばれたのだ。 5人のうち3人(オランダ対メキシコ戦ではメキシコのギジェルモ・オチョア。ドイツ対アルジェリア戦ではアルジェリアのアディ・エムボリ。ベルギー対アメリカ戦ではアメリカのティム・ハワード)は、負けたチームのGKである。奮戦、敢闘という古い言葉が反射的に浮かぶが、彼らがゲームをスリリングにしたことはまちがいない。 たと

    GKの勇気と3バックのスリル。~日本に足りないものを補うには?~(芝山幹郎)
  • W杯最大の衝撃、ハメス・ロドリゲス。ネイマールとの「22歳の10番」対決へ。(矢内由美子)

    聖地マラカナンで2ゴールを決めたハメス・ロドリゲスは「ずっとマラカナンで点を取りたいと思っていた。そして今日、それが実現したんだ」と満足のコメント。 ブラジルW杯のベスト8が出そろった。決勝トーナメント1回戦ではグループリーグ1位通過の国(ブラジル、コロンビア、オランダ、コスタリカ、フランス、ドイツ、アルゼンチン、ベルギー)がすべて勝ち、グループリーグの勢いがそのまま続いているという様相。ただし、8試合中5試合が延長戦、その内2試合がPK戦というもつれた内容で、優勝候補のブラジル、ドイツ、アルゼンチンはいずれも延長戦の末に勝利するという、薄氷を踏みながらのベスト8進出となっている。 そんな中、早くも「ブラジルW杯の顔はこの男で決まりだ」とまで言われている選手がいる。4大会ぶり5度目のW杯出場で同国史上初のベスト8入りを決めているコロンビアの新星、ハメス・ロドリゲスだ。 ネイマール、メッシを

    W杯最大の衝撃、ハメス・ロドリゲス。ネイマールとの「22歳の10番」対決へ。(矢内由美子)
  • 3バック+マンマーク+ハイプレス。躍進する伏兵の「ポゼッション殺し」。(北條聡)

    ネイマールを押さえ込み、ブラジル相手にスコアレスでの引分けをもぎとったメキシコ。決勝トーナメント初戦の相手はオランダ。1対1の文化を持つ強豪相手ににどんな戦いを見せてくれるのだろうか。 栄枯盛衰は世の習いである。前回王者のスペインが真っ先にブラジル大会から姿を消した。いかにスペインに追いつき、どうやって打ち負かすか。南アフリカ大会からの4年間、世界各地でスペインの打ち立てた世界標準(ボールポゼッション)にキャッチアップする動きと同時に、それを封じ込める新しいアイディアの追求が活発だった。 前回の南アフリカ大会では守備の局面で自陣に後退し堅固な「ブロック」を構築するチームが少なくなかった。だが今大会では最終ラインを押し上げ、前線から球を奪いに行く「ハイプレス」の復活が目につく。この前進守備は一のパスで背後のスペースを突かれるリスクがある反面、高い位置で球を奪ったときのリターンも大きい。ダイ

    3バック+マンマーク+ハイプレス。躍進する伏兵の「ポゼッション殺し」。(北條聡)
  • イタリア、ウルグアイにやぶれGL敗退。真っ向勝負を壊したレッドと“凶行”。(弓削高志)

    疑惑のジャッジがあった。 目を疑う蛮行があった。 イタリアを蹴落とし、“死の組”を抜け出したウルグアイを、果たして「勝者」と呼んでいいものか。 しかし、試合後の指揮官タバレスの言葉は苛烈だった。 「これはワールドカップだ。はした金のモラルを問う場ではないのだよ」 グループD突破をかけた決戦を、イタリア代表監督プランデッリは「人生をかけた勝負」に喩えていた。2位以上を確定させるには、最終戦に引き分けるだけで十分だったが、ウルグアイが強敵であることには変わりなかった。 ミランやカリアリの指揮経験を持つ敵将タバレスのチームには、過去・現在を問わず、セリエAでのプレー経験を持つ者が12人もいた。 ユベントスのDFカセレスや1年前のセリエA得点王カバーニにとって、イタリアは出稼ぎ先として大金をもたらしてくれた国だ。彼らがアズーリを恐れる理由は何ひとつなかった。 追い詰められてようやく真価を発揮するイ

    イタリア、ウルグアイにやぶれGL敗退。真っ向勝負を壊したレッドと“凶行”。(弓削高志)
  • 32試合で94点、今大会は“面白い”!W杯のトレンドを決めた3つの文脈。(田邊雅之)

    ブラジルのトップ下で、オスカルほど守備に奔走する選手はこれまでいなかった。攻撃を牽引すると同時に、守備でも大きな役割を果たすオスカルは、ブラジルにとってネイマールと同じか、もしかするとそれ以上に重要な選手である。 共に南半球の国、しかも同じ6月でも南アとブラジルはかなり気温が違う。4年前の南アでは、フリースやダウンジャケットが飛ぶように売れていた。だがブラジルの場合は、短パン+Tシャツ姿が基になる。正確に気温を測ったわけではないが、去年コンフェデ杯が行なわれていた頃と比べても暑いような印象を受ける。 それは気温ばかりではない。試合の内容もしかりだ。ちょうど全64試合の半分を消化した時点で、総得点数は94点。観客が派手なゴールに沸く場面は予想されたよりもはるかに多かったし、試合そのものもエンターテイメント性に富むものが大半を占める。これを書いている数時間前も、ポルトガル対アメリカ戦が終わっ

    32試合で94点、今大会は“面白い”!W杯のトレンドを決めた3つの文脈。(田邊雅之)
  • ウルグアイに続きイタリアを撃破!コスタリカ“死の組”一抜けの理由。(弓削高志)

    コスタリカが、“死のグループD”突破一番乗りを決めた。 ウルグアイを破った初戦に続いて、20日のイタリア戦でも金星を上げ2連勝をおさめ、'90年イタリア大会以来の決勝トーナメント進出を決めた。 グループDに集まった3つの優勝経験国にとって、コスタリカは通過争いから外れたアウトサイダーのはずだった。 「醜態だよ。1年前の(コンフェデレーションズ杯)日戦のようだった。暑さのツケを払わされた」 0-1で敗れた試合の後、イタリア代表監督プランデッリは、苦々しい表情で振り返った。 イタリアに油断があったとは考えにくい。ウルグアイ相手に波乱を起こしたことで、かえってコスタリカへの警戒は強まっていた。 パスサッカーにこだわり続けたプランデッリだったが……。 4年前の代表監督就任以来、プランデッリには“スペイン流のパスワークとイタリア流の縦への速攻”というテーマで、新世代のイタリア代表を作り上げてきた自

    ウルグアイに続きイタリアを撃破!コスタリカ“死の組”一抜けの理由。(弓削高志)
  • 時計の針を4年間戻してはいけない!大久保嘉人が感じた“苛立ち”の理由。(佐藤俊)

    昨季のJリーグ得点王は、直前のザンビア戦でも劇的な決勝ゴールを決め、W杯に向け手応えは十分だった。前線の組合せが試行錯誤される中で、大久保嘉人は2戦目以降どのような起用をされるのだろうか。 1-2でコートジボワールに敗れた後、大久保嘉人は、珍しくガッカリした表情でミックスゾーンに現われた。 大久保は、試合に負けてもそれほど表情が変わらないことが多い。だからこそ、この敗戦がただの1敗ではなかったことが窺えた。 「負けたのはもちろん悔しいけど、それ以上に自分たちの攻撃的なサッカーができなかった。メンバー入りしてから3試合やったけど、それとはまったく違う別のチームになっていた。それがショックというか、悔しいっていうか……」 大久保は、メンバーに選ばれた時から、ザックが4年間かけて磨き上げてきたチームに大きな期待を寄せていた。 4年前、周囲の評価と裏腹に感じた歯がゆい思い。 というのも4年前の南ア

    時計の針を4年間戻してはいけない!大久保嘉人が感じた“苛立ち”の理由。(佐藤俊)
  • デルボスケ、“賭け”にでた23人。スペイン代表メンバー、3つの論点。(横井伸幸)

    5月31日、スペイン代表のビセンテ・デルボスケ監督がワールドカップに挑む23人を発表した。穏健派らしい人選であり、スペインではファンもメディアも概ね納得している。 そのリストを見て、まず気付くのは顔ぶれにほとんど変化がないことだ。 23人中、2年前のユーロに参加した者は18人。4年前の南アフリカ大会を経験した者は16人。さらに12人はデルボスケが監督に就任する前の'08年のユーロにも出ている。 最もタイトルを獲得しているチームに大きく手を加えるのは良策とは言いがたいので、デルボスケの判断は理にかなっているといえるだろう。また彼は'13年3月、欧州予選フィンランド戦とフランス戦を前に、「(代表のメンバーを)入れ替えていかねばならないならば“徐々”にしたい。穏やかな交替にしたい」と語っているため、予見できたことでもある。 2つ目は選手のタイプの画一性だ。ヘスス・ナバスとフェルナンド・ジョレンテ

    デルボスケ、“賭け”にでた23人。スペイン代表メンバー、3つの論点。(横井伸幸)
    inumash
    inumash 2014/06/04
    わりと日本代表と状況は似てるのかもな。
  • 「手よりもすごいことを足でやる」風間フロンターレが追求するもの。(木崎伸也)

    サッカーは足でやるスポーツということで、多くの人が 技術の追求を諦めてしまっている。でも、そうじゃない。 私は『足だからこそ手よりもすごいことができる』と考えています」 風間八宏(川崎フロンターレ監督) 今、J1で最もおもしろいサッカーをやっているクラブはどこか? それぞれの興味や嗜好によって18通りの答えがあると思われるが、日サッカー界の指導者が今最も注目しているのはおそらくこのチームだろう。 大久保嘉人をザックジャパンに送り込んだ、川崎フロンターレだ。 先日、等々力陸上競技場でこんなことがあった。岡田武史・前日本代表監督が「今見るのはどこがいいかとまわりに聞いたら、フロンターレと言われた」という理由で川崎の試合を観戦。かつての日本代表のチームメイトである風間八宏監督を表敬訪問した。W杯を2度経験した勝負師の鋭い嗅覚が、新しい何かを感じ取ったのだろう。 “ヤヒロ・フロンターレ”のスタ

    「手よりもすごいことを足でやる」風間フロンターレが追求するもの。(木崎伸也)
    inumash
    inumash 2014/05/26
    タイトルだけ読むとなんかいやらしい。
  • 「栄光のメンバー」から若手たちへ。なでしこ、世代融合のアジア杯優勝。(矢内由美子)

    左右の足でFKを蹴り分けるなど、ピッチ上の指揮官として活躍し、大会MVPに輝いた宮間あや。日はチームとしてもフェアプレー賞を獲得した。 試合終了のホイッスルが鳴ると、なでしこたちはすがすがしい笑顔で抱擁を繰り返した。経済成長の熱気溢れるベトナム・ホーチミン市。高温多湿のトンニャットスタジアムで行なわれた女子アジアカップ決勝で、日はオーストラリアを1-0で下し、初優勝を遂げた。 '11年女子ワールドカップを制し、'12年ロンドン五輪では銀メダルに輝いた日だが、アジアカップ優勝とは一度も縁がなかった。 「優勝するためにここに来た」 その目標に向かって全員が心を重ねた結果、14度目のアジアカップ挑戦にして初めて頂点に立ったのだ。 就任以来、3位が2度続いていた佐々木則夫監督は、「3位、3位ときていたのは、僕がこの大会と縁がなかったから。ようやく3度目の正直で優勝できた」と胸をなで下ろした。

    「栄光のメンバー」から若手たちへ。なでしこ、世代融合のアジア杯優勝。(矢内由美子)
    inumash
    inumash 2014/05/26
    さらにこの下には世界を制覇したユース年代もいるしな。
  • ファンハールはマンUをどう変える?ウイング、確率論、そして香川真司。(田邊雅之)

    現在はオランダ代表を率い、ブラジルW杯への準備を進めているファンハール。今大会後の退任が確定したわけだが、母国にどんな置き土産を残すのだろうか。 紺色のジャケットに赤いネクタイ姿のライアン・ギグスが、眉間に皺を寄せながら戦況を見守る。隣にはトラックスーツに身を包んだニッキー・バット、ポール・スコールズが鎮座し、ベンチの一番左側にはフィル・ネヴィルが座る。 ドキュメンタリー映画「クラス・オブ・92」さながら、ユナイテッドで一時代を築き上げたメンバーがベンチに並ぶ姿には、独特の華と趣がある。 しかし「ファーガソンの雛子たち」が、ベンチに揃うシーンはしばらくおあずけになりそうだ。5月19日、赤い悪魔の次なる指揮官に、現オランダ代表監督のルイ・ファンハールが就任することが正式決定したからである。 契約期間は3年間。監督就任の会見で、ファンハールは次のようにコメントしている。 「私はプレミアリーグで

    ファンハールはマンUをどう変える?ウイング、確率論、そして香川真司。(田邊雅之)
  • イビチャ・オシム、日本への提言。「メディアも選手も監督も準備せよ」(イビチャ・オシム)

    2月に装いも新たにスタートした『メルマガNumber』。 Number Webのリニューアルを記念して、1号分を無料公開します! 今回はイビチャ・オシムの「オシム問答」。日本代表への言及が多く、 読者からの反響も非常に大きかった4月25日配信分です。 オシムは現在の日をどう見ているのか、随所にうかがわせてくれます。 聞き手の田村修一氏とのやり取りも含め、ぜひお楽しみください。 〈読者の皆さまへ〉 ワールドカップが近づくにつれて、オシムの周辺が慌ただしくなるのはいつものことではありますが、今回はボスニア・ヘルツェゴビナが初出場ということもあり、日からの取材以上に地元ボスニアのメディアの取材や協会関係の仕事(直接彼が関わっていないにせよ)などでかなり慌ただしい様子です。 さて、「今週のオシム問答」ですが、ワールドカップまで2カ月を切ったこの時期であるからこそ、先に進むのではなく立ち止まるべ

    イビチャ・オシム、日本への提言。「メディアも選手も監督も準備せよ」(イビチャ・オシム)
  • “カオス”を生み出す超攻撃的3-4-3。湘南が挑む、目が離せないサッカー。(戸塚啓)

    12節終了時点で、34得点5失点。全く他を寄せ付けない強さを発揮するチームは、同時にまだまだ伸びしろのある若いチームでもある。チームとしても、選手個々としても、そのキャリアは決して今がピークではない。 就任3年目となる2014年シーズンを迎えるにあたって、湘南ベルマーレの曹貴裁(チョウ・キジェ)監督の心は揺れていた。 2012年に反町康治前監督(現松山雅監督)の後任としてヘッドコーチから昇格し、就任1年目でチームをJ1へ導いた。しかし、国内トップステージでのチャレンジはわずか1年で終わりを告げた。 チームの成績だけを見れば、浮き沈みは激しい。それでも、曹監督の眼に映るチームは成長を遂げていた。メディアが“湘南スタイル”と評するアグレッシブな3-4-3は、結果を超えた部分で選手を少しずつ高みへ押し上げていた。 同時に彼は、小さな危惧を抱いていた。 「対外的にも発信できるようになった我々のス

    “カオス”を生み出す超攻撃的3-4-3。湘南が挑む、目が離せないサッカー。(戸塚啓)
    inumash
    inumash 2014/05/11
    この勢いのままどこまでいけるかと、あとはJ1でどこまでやれるかだよな。ほんと楽しみなチーム