報道陣に公開された、新しい「鶴丸」マークの日航機=28日午前11時すぎ、羽田空港、水野義則撮影垂直尾翼に塗装される、日本航空の「鶴丸」マーク=24日、羽田空港、水野義則撮影 日本航空の再生をかけて新しい「鶴丸」が空へ――。赤い鶴をかたどった伝統のマークを刷新した日航機が28日午後、初めて空を飛ぶ。 「鶴丸」は1959年から日航機に付けられ、日本エアシステムとの経営統合を機に2008年に姿を消した。日航は昨年、会社更生法の適用を申請。経営再建のシンボルとして3年ぶりにマークを復活させることになった。 フライトに先立つ同日午前、垂直尾翼に新しい「鶴丸」を塗った初号機が、羽田空港で報道陣に公開された。新デザインは昔のマークより翼の切れ込みを深くし、スピード感を持たせたという。 同日午後には、鶴にちなみ、北海道でタンチョウを観察する特別ツアーの客を乗せて釧路に向けて飛び立つ。 日航は国際