「レンズ交換ができる」という点以外は、かけ離れた性能およびコンセプトの両機種。正直言って対決になるような組み合わせではないのだが、どちらもかなり個性的なデジカメであり、レンズ交換を楽しむカメラとしては互角の面白さがあると言っていいだろう。 ライカMマウントレンズが使える「GXR MOUNT A12」 リコーのGXR(ボディのみの実売価格は3万円前後)はそもそもレンズ交換式カメラではなく、レンズや撮像素子、画像処理エンジンを含んだ“カメラユニット”を交換するカメラだった。 ところが、9月9日発売のGXR MOUNT A12(予想実売価格6万5000円前後)は、ライカのMマウント互換のマウントを採用したレンズ交換型撮像素子ユニットで、カメラユニットではなく“レンズマウントユニット”となる。 搭載しているのはAPS-Cサイズ、約1230万画素のCMOSセンサーで、35mm判換算では約1.5倍にな