ライトノベルの歴史 I.ジュブナイルSFの時代 : 物語良品館資料室1967年 時間砲計画（豊田有恒） 中学生の和久井映二はアメリカからやってきた西条亜由子と仲良くなり、彼女の父親である西条堅太郎博士の研究所に招待される。そこでは物体をどこかに瞬間移動させるオメガ粒子の研究が行われていた。しかし、その夜、研究所は西条親子とともに忽然と姿を消す。彼らの捜索を行うためにアメリカからもう一人のオメガ粒子の研究者であるライアン教授が来日する。ところが、今度は彼を迎えにいった映二が飛行機ごと消されてしまう。実は、映二は何者かによって20万年前の原始時代に時空転移させられたのだ。そこで、彼は先に飛ばされていた亜由子たちと再会するが.......。 タイムトラベルを扱った古典的名作で、サーベルタイガーや明石原人と遭遇する冒険譚にワクワクさせられます。また、登場人物も一人一人キャラが立っており、生き生きと描かれている点が秀逸です。まさにジュブナイルのお手本といえる作品に仕
今のウクライナ情勢が分かりやすくなる…地政学漫画『紛争でしたら八田まで』が凄いと話題
