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2021年7月5日のブックマーク (2件)

  • 野狐禅『自殺志願者が線路に飛び込むスピード』 - シン・くりごはんが嫌い

    親父とがっつし酒を飲んだ。私の親父は吉田拓郎が死ぬほど好きで、まさにキチガイ。んで、子供の頃から私もよく聞かされてて、その後も普通に井上陽水とかはっぴいえんどを好んで聞いたりしたんだけど、なんか、今は吉田拓郎のようなヤツが居ないという話になったので、親父に2つのバンドを教えてあげた。 まず1つがガガガSPんで、もう1つが野狐禅である。 ガガガSPは最近でも「にんげんていいな」をカバーしてたりして、かなりメジャーなバンドになったが、初めて聴いた時、ものすごく感動した事を覚えている。ガガガSPの音楽性は聴けば一発で理解出来る。まだ吉田拓郎がよしだたくろうだった時の“ですます字余りフォーク”をパンクサウンドにのせるというもの。吉田拓郎の譜割りを徹底的に研究したようなメロディの作り方は完全パスティーシュなのだが、それをビートのきいたパンクサウンドにする事でオリジナルなものへと昇華させる事に成功した

    野狐禅『自殺志願者が線路に飛び込むスピード』 - シン・くりごはんが嫌い
  • 最初の一歩を踏み出すという汎用的な技術 - 本しゃぶり

    新しいことを始めるのは難しい。 特に最初の一歩を踏み出すことが。 それは技法を知らないためだ。 独学大全のジレンマ ようやく『独学大全』を読み進めている。 独学大全――絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法 作者:読書猿ダイヤモンド社Amazon 発売してから連日のようにおすすめツイートが流れ*1、2020年みんながオススメしたスゴでも堂々たる1位に輝いただけはあって、確かに良いだ。前著『アイデア大全』『問題解決大全』も読んでいたので、評判だけということはないだろうと思っていたが、読み始めてみたら前2冊より面白い。もうちょっと早く読み始めても良かったな、というのが正直なところだ。 なぜ高い評判を得ているのに、俺は手を出すのが遅れたのか。それは「厚さ」のせいである。ソフトカバー版は788ページ*2、紹介文で「独学の百科事典」と謳うだけのことはある。しかも『独学大全』は実

    最初の一歩を踏み出すという汎用的な技術 - 本しゃぶり