昨年末にTeslaCrypt 2.0が暗号化したファイルの拡張子を「.vvv」とすることから「vvvウイルス」と呼ばれ話題になりました。 その「vvvウイルス」は有志の活動により支払いをしなくとも復号する方法が発見され、このブログでも手順を紹介しました。それ以降、すぐにTeslaCryptはバージョンアップがされ、最近まで支払いをする以外には暗号化されたファイルを復号することができない状態が続いていました。しかし、ここにきてTeslaCryptの開発者が復号するためのマスターキーを公開しました。通常は感染した端末毎に復号キーが生成されていると思われますがマスターキーはすべての暗号化を復号することのでできるキーであると思われます。 その公開されたマスターキーを使い復号するためのツールも既に公開されていますので詳細はこちらをご覧いただければと思います。 ちなみに公開されたマスターキーは下図の通
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