1月26日、NTTドコモは、1月25日午前中に発生したFOMA網の通信障害(参考記事:ドコモ 都心14区で通信障害、一時通話もできない状態に)について、詳細を発表した。 今回の障害の原因となったのはパケット交換機。同社では、スマートフォンによるトラフィック増大に対応するため、37台の無線制御装置について、現行パケット交換機から新型パケット交換機への切り替えを1月24日深夜から25日未明にかけて実施したが、25日午前8時26分頃から、トラフィックの増加により、この新型パケット交換機の状態が不安定な状態となった。 その後、午前9時頃からトラフィックがさらに上昇したため、ネットワークにおいて輻輳状態が発生し、ネットワークの自動規制によりパケットサービスおよび音声がつながりにくい状況となった。 ネットワークの輻輳状態改善のために、同社では午前10時56分頃から、パケット交換機を切替前の状態に戻す作