シティーに公的資金が入り、200億ドルの資本金が新たに投入されます。時価総額は既に約200億円足らずですし、優先株をほぼ同額政府に相当渡しますから、これは事実上の国有化です。 デフォルト条項にぎりぎりひっかからない所、でしょうか。裁判に持ち込む気があればトリガーは引けるかもしれない、というレベル。これに加えて不良債権買取保証が3000億ドルというのですから、ある意味もう国有化以上ですね。 しかし一息ついたのは事実です。時間稼ぎをしているうちにオバマ政権にバトンタッチしたい訳ですね。 さて、ビッグ3. いろいろなアナリストのレポートを読んでも、政府による援助なしで12月から1月のリファイナンスを確実に切り抜けられるとしているものはない。当然デフォルトを織り込みつつ、公的資金を入れるにしても相当の犠牲が伴うことを株価は示している訳でその結果5ドルとか6ドルとかになる。 実際、チャプター11はア
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