国内で35年余りにわたって上演が続けられてきたミュージカル「キャッツ」が12日、1万回目を迎え、記念の公演が行われました。 「キャッツ」は、24匹のネコにふんした役者たちが、都会のごみ捨て場を舞台に、それぞれの生きざまを語りながら歌やダンスを繰り広げる、イギリス生まれのミュージカルです。 国内では劇団四季が昭和58年に初演して以来、35年余りにわたって上演を続け、12日、国内のミュージカルとしては「ライオンキング」に次いで2番目の通算1万回を達成しました。 12日は東京 品川区の専用劇場で1万回目の記念公演が行われ、舞台後のカーテンコールでは、「10000」の数字の前でネコたちがポーズを決め、観客たちは大きな拍手を送っていました。 そして、出演者の1人、加藤迪さんが「これからもお客様と共にキャッツの歴史の1ページを作っていきたい」とあいさつしました。 35年前の初演にも訪れ、当時のチケット