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2012年11月29日のブックマーク (3件)

  • プロ棋士らが持つ直観的思考は脳の「尾状核」の活動と関連あり - 理研など

    理化学研究所(理研)と電気通信大学(電通大)は11月28日、将棋の経験がない20人の被験者を対象に、将棋を単純化した「5五将棋」の一定の訓練を4カ月間行い、訓練初期と訓練後の脳の働きを機能的磁気共鳴画像法(fMRI)で測定・比較した結果、訓練を通じて直観的思考能力が上達すると同時にプロ棋士と同じ直観的思考の神経回路が発達することが確認されたことを共同で発表した。 成果は、理研 脳科学総合研究センター 認知機能表現研究チームの田中啓治チームリーダー、同・万小紅 研究員、同・機能的磁気共鳴画像測定支援ユニットの程康 支援ユニットリーダー、電通大大学院 情報理工学研究科の伊藤毅志助教、そして富士通富士通研究所、日将棋連盟らを加えた「将棋プロジェクト」(2007年に理研が開始した)の一環だ。研究の詳細な内容は、米科学雑誌「The Journal of Neuroscience」11月28日号に

    プロ棋士らが持つ直観的思考は脳の「尾状核」の活動と関連あり - 理研など
  •  「カブトムシとクワガタムシの最新科学」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    カブトムシとクワガタの最新科学 (メディアファクトリー新書) 作者: 郷儀人出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2012/06/29メディア: 新書購入: 9人 クリック: 210回この商品を含むブログ (12件) を見る 書は甲虫の研究者郷儀人によるカブトムシやクワガタムシに関する一般向けのだ.カブトムシやクワガタムシは日に生息する最大の大型甲虫で,子供たちの人気は常に高い.数年前にはムシキングによってブームにもなったようだ.しかし実はこれらの甲虫についての研究はあまりなく*1,著者がこの分野の草分けともいえる存在なのだ.だから第一人者による解説書ということになる. 最初はカブトムシから.カブトムシの角は典型的な性淘汰形質なのでそこから解説が始まる.カブトムシのオスは採餌場であるクヌギの樹液のしみ出し場所の占有権をめぐって争う.著者は丁寧な観察で,まず角の大きさを

     「カブトムシとクワガタムシの最新科学」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
  • 「仏壇」と同じだった原発事故対策システム 専門家不在の調査委員会が覆い隠していること

    11月23日、永嶋國雄さん(71)に追加のインタビューをした。永嶋さんは、原発事故対策の専門家である。経済産業省の外郭団体「原子力発電技術機構」(現在「原子力安全基盤機構」)でERSS/SPEEDIの開発に中心的な役割を果たした。つまり、福島第一原発事故で使われるはずだった防災システムを隅々まで知り尽くしている。 政府がERSS/SPEEDI来の機能を使っていれば、福島第一原発事故であれほど多数の住民が被曝する事態は避けられたのではないか。どうしてそれができなかったのか。誰のミスなのか。それがフクシマの南相馬市や飯舘村といった現場から取材をスタートさせた私の、一貫した問題提起である。 これまで3回に分けて永嶋さんの話を掲載したところ、非常に大きな反響があった。政府や東京電力の福島第一原発事故対策の失敗はもちろん、その後の事故調査委員会の調査内容も不完全であることを、永嶋さんが詳細に語った

    「仏壇」と同じだった原発事故対策システム 専門家不在の調査委員会が覆い隠していること