マリオの父「憧れのモデルはミッキーマウス」 文化功労者、任天堂宮本さん語る 2019年10月29日 18:09 本年度の文化功労者に選ばれた任天堂の宮本茂代表取締役フェロー(66)が29日までに京都市南区の本社で京都新聞などの取材に応じ、ゲーム開発の矜恃(きょうじ)を語った。宮本フェローは京都の地がゲーム作りに果たした役割やキャラクター戦略などにも触れ、新たな挑戦に意欲を示した。 宮本フェローは、自ら誇りに思うことについて「30~45年前に一緒にゲーム開発を始めたメンバーがほとんど離れず、今も一緒に仕事をしていることだ」と強調。「ものづくりに対して安定感のあるチームを維持できたことは、会社や京都の力が大きい」と語った。 園部町(現南丹市)で生まれ育ち、古里の風景や思い出は、数々の名作ゲームにも反映された。かつて本紙丹波版の記事で「スーパーマリオ」シリーズなどの舞台が、幼少期に駆け回った園部