電源開発(Jパワー)は3日、老朽化のため2019年4月から設備更新工事を実施していた鬼首地熱発電所(大崎市)の営業運転を開始した。停止から6年ぶりの稼働で、出力は更新前とほぼ同じ1万4900キロワット。年間発電量は一般家庭約3万世帯分を見込み、全量を東北電力に売電する。 栗駒国定公園内の13万90…
「嘘やろう」。ゼネコン関係者が一様に、耳を疑う事件が起きた。 スーパーゼネコンの大成建設は3月16日、北海道札幌市で建築中の高層複合ビルにおいて、鉄骨の精度不良と発注者への虚偽申告があったことを公表した。発注者であるデベロッパーのNTT都市開発が今年1月に現場を視察した際に、不審な点に気づいた。これを発端に、施工不良と数値の改ざんが発覚。建物の鉄骨部分でおよそ80カ所、コンクリートの床スラブで245カ所の精度不良があった。 【2023年4月5日14時08分追記】初出時の建物の鉄骨部分の改ざんのカ所について修正しました。 地上26階(高さ約116メートル)、地下2階のこの高層ビルには、ホテルやオフィス、商業施設が入居予定。だが、発注者が定めた品質基準を満たしていないため、今回、地上部分の鉄骨を解体して建て直す。高層ビルは2024年2月に竣工予定だったが、2026年6月末に延期される。事件の責
鹿児島市立病院が今月から、一般の入院病床の稼働率を最大7割まで減らすことが分かりました。緊急性がない手術を延期する可能性があるとしています。 鹿児島市立病院は、内科や外科などの診療に加えて、救急や周産期医療などを担う県の中核病院の一つです。病床数は574と鹿児島大学病院に次ぐ規模で、救急などを除いた一般の入院病床はおよそ400床です。 病院への取材で、今月から入院病床の稼働率を最大で7割まで減らすことが分かりました。去年の夏、新型コロナのピーク時に病床がひっ迫した際の稼働率と同じ程度になる見通しで、「緊急性がない手術を延期する可能性がある」としています。 背景にあるのが看護師の退職で、ここ数年は50人ほどでしたが、昨年度はおよそ70人に上りました。病院は各地で見られるようなコロナ禍での過酷な職場環境が要因の一つとみています。 (鹿児島市立病院 新穂昌和事務局長)「このような多くの看護師の退
坂本龍一の訃報を伝える記事が各紙誌に掲載されるなか、インターネット上で目にしたいくつかの記事が、坂本氏とダウンタウンとの関わりについて書いていた。 かつてのフジテレビの人気番組「ダウンタウンのごっつええ感じ」における「アホアホマン」や「野生の王国」といったコントでの共演、ラップユニット〈GEISHA GIRLS〉のプロデュースなどである。 それらの記事を読んで、筆者は、坂本氏が小説家の天童荒太との対談集『少年とアフリカ』(文藝春秋、2001年)で語っていたことを思い起こし、ツイッターに以下のツイートを投稿した。 ダウンタウンとのコントでの共演や音楽プロデュースについて書いている追悼記事をいくつか見かけたが、天童荒太との対談集『少年とアフリカ』を読むと、坂本龍一はある時期以降、ダウンタウンに(より正確には、ダウンタウンが受容される時代の空気に)はっきり批判的になっている。 — 佐野亨 Tor
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