昨今災害が頻発しており、どこに住むかにかかわらず、災害に強い家づくりに注目が集まっています。しかしもともと日本は自然災害大国。歴史的に台風や水害に見舞われてきた地域が多くありますが、そういった地域では家を建てるときに伝統的にどんな工夫がおこなわれているのでしょうか。 今回は本土復帰から今年で50年を迎え、今期の朝ドラ「ちむどんどん」の主人公の出身地としても注目を集める沖縄の家にフォーカスし、沖縄ならではの住まいの特徴や、それに学ぶべきポイントについて、NPO蒸暑地域住まいの研究会の金城優さんにお話を聞きながら紹介します。 沖縄で起こる災害の種類と現状 まずは、沖縄で起こる自然災害の種類を見てみましょう。沖縄で発生する自然災害には、主に以下のようなものがあります。 台風 集中豪雨 渇水 地震 沖縄におけるそれぞれの自然災害の現状はどのようになっているのでしょうか。 台風と集中豪雨 沖縄で起こ
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