ブラック・コミュニティーや人種間問題に焦点を当てた数多くの名作を産み出し、尊敬を集めるスパイク・リー(Spike Lee)。彼の提案する『映画監督を志す若者が観るべき世界の映画87選』が公開され、話題となっている。 この『87選』は、ニューヨーク大学で15年間教鞭をとってきた彼が、コースの初日に実際に学生たちに配ってきたもの。リストアップされた作品は、アルフレッド・ヒッチコック(Alfred Hitchcock)、スタンリー・キューブリック(Stanley Kubrick)、スティーブン・スピルバーグ(Steven Spielberg)といった著名監督の人気作や、『ウエストサイド物語(West Side Story)』、『アラビアのロレンス(Lawrence of Arabia)』、『パリは燃えているか(Is Paris Burning?)』といった往年の名画、日本では迷作として人気をさら