夜中に投石などがあった騒動直後の沖縄署 【東京】沖縄市宮里で1月27日、暴走行為警戒中だった男性警察官(29)とバイクの男子高校生が接触し、高校生が右眼球破裂と眼底骨折の重傷を負った件で、この警察官が県外から沖縄県警に「特別出向」していることが14日、分かった。関係者が明らかにした。 関係者によると、2020年4月1日から県警に出向している男性巡査で、事案発生時は、沖縄署地域課に配属されていた。 「特別出向」は、2016年4月の米軍属女性暴行殺人事件を受け、政府が犯罪抑止策の一つとして、警察法施行令を改正して始まった措置。 県警によると、巡査は単独でパトロール中に警棒を所持し、高校生と接触。高校生が「警察官に殴られた」などと証言し、巡査は警棒の所持を認めた上で「一瞬のことで分からない」などと話している。 県警捜査1課は、事件事故の両面で捜査中としている。 【関連ニュース】 ▼沖縄署員の警棒