結託して障害者と介助者を演じ、居宅介護給付費をだまし取ったとして、大阪府警寝屋川署は27日、詐欺容疑で、大阪府寝屋川市八坂町の自称不動産業、円山秀和容疑者(62)と、内縁の妻で介護ヘルパー、榊マキ子容疑者(53)を逮捕した。2人は「介護は必要」「内縁関係ではない」などと容疑を否認しているという。 同署によると、円山容疑者は平成9年に両手足まひの病気で障害者に認定。17年から8年間にわたり榊容疑者が専属ヘルパーとして介助してきたが、「普通に歩いている」「2人は内縁関係」との通報を府と寝屋川市が受け、連名で府警に告発していた。 逮捕容疑は、19年10月~20年9月、介護の必要がないのに居宅介護を行ったとする虚偽のサービス記録を同市内の介護支援センターに提出し、計約190万円をだまし取ったとしている。 19年5月には円山容疑者が約10日間の欧州旅行をしたが、その間も居宅介護をしたという虚偽のサー