ブックマーク / eetimes.itmedia.co.jp (6)

  • 究極の大規模汎用量子コンピュータ実現法を発明

    1つの量子テレポーテション回路を繰り返し利用 東京大学工学系研究科教授の古澤明氏と同助教の武田俊太郎氏は2017年9月22日、大規模な汎用量子コンピュータを実現する方法として、1つの量子テレポーテーション回路を無制限に繰り返し利用するループ構造の光回路を用いる方式を発明したと発表した。これまで量子コンピュータの大規模化には多くの技術課題があったが、発明した方式は、量子計算の基単位である量子テレポーテーション回路を1つしか使用しない最小規模の回路構成であり、「究極の大規模量子コンピュータ実現法」(古澤氏)とする。 今回発明した光量子コンピュータ方式。一列に連なった多数の光パルスが1ブロックの量子テレポーテーション回路を何度もループする構造となっている。ループ内で光パルスを周回させておき、1個の量子テレポーテーション回路の機能を切り替えながら繰り返し用いることで計算が実行できる 出典:東京大

    究極の大規模汎用量子コンピュータ実現法を発明
  • プレゼンテーション資料はラブレターである

    「プレゼンテーションとは求愛行動である。ゆえに、プレゼン資料とはラブレターである」――。これが、私がプレゼン資料についてたどり着いた結論です。ロンドンのオフィスで印刷トラブルに見舞われ、苦肉の策として作成した手書きのプレゼン資料は、予想に反して大好評でした。その勝因はどこにあったのか。今回は、実践編(資料作成)の前半です。“英語に愛されないエンジニア”のプレゼン資料のTo Be像についてお話します。 われわれエンジニアは、エンジニアである以上、どのような形であれ、いずれ国外に追い出される……。いかに立ち向かうか?→「『英語に愛されないエンジニア』」のための新行動論」 連載一覧 ロンドンオフィスから見た初冬の空は、雲に手が届きそうなくらいとても低かったのを覚えています。 2011年の冬、私はロンドンオフィスで、プリンタの設定と格闘していました。日で用意してきた膨大な英語のプレゼンテーション

    プレゼンテーション資料はラブレターである
  • 囲いから解き放たれるロボット、人間の生産性を高める“協働”へ

    人間に傷害を負わせないように防護用の柵に囲われていたロボットが、我々のすぐ隣で仕事をするようになる――。生産ラインで人間の作業員と並んで組み立てに従事したり、高齢者や障害者が独力で自宅での生活を送れるように支援したりする、“協働ロボット”の開発が進んでいる。ロボット業界の取り組みを追った。 現代の製造業はロボットの力なくしては立ち行かない。それくらいロボットは製造業で広く使われている。組み立てラインの自動化を担い、メーカーが他社との差別化を図れるように、柔軟な製造調整やオンタイム出荷などに貢献する。 ただし従来は、そうした産業ロボットが人間の作業者と並んで仕事をすることはなかった。周囲の作業者に傷害を与えてしまう危険性があるからだ。そのためロボットを人間から隔離した場所に配置し、防護用の柵で囲う必要があった。 組み立てラインのロボットが進化し、近くに人間の作業員がいることを検知して、必要に

    囲いから解き放たれるロボット、人間の生産性を高める“協働”へ
  • ウイルスで液晶ディスプレイを動かす、米国の研究所が発電技術を開発

    米国の研究所が、ウイルスを利用した発電技術を開発した。実証実験では、小型の液晶ディスプレイを動作させることに成功したという。 米エネルギー省(DoE:Department of Energy)のローレンスバークレー国立研究所の研究チームは、生きているウイルスを遺伝子操作して圧電性を持たせる方法を発見した。このウイルスは人体には無害で、機械的なエネルギーを電気に変換する役割を果たす。自己組織化によってウイルスアレイを形成すれば、小型の電子デバイスを動作させるのに十分な電力を生成できるという。 実証実験では、小型の液晶ディスプレイを動作させることに成功しており、その様子を捉えた動画をWebサイトで公開している。 同研究チームは、この圧電デバイスの応用として、ウォーキングなどの日常的な動作からエネルギーを生成し、電池を使わずにモバイル機器を動作させるといった用途を想定する。紙のように薄い発電機構

    ウイルスで液晶ディスプレイを動かす、米国の研究所が発電技術を開発
  • 電池レスのセンサー端末から無線LAN機器にデータ送信、発想の転換でルネサスが実現

    電池レスのセンサー端末から無線LAN機器にデータ送信、発想の転換でルネサスが実現:無線通信技術(1/2 ページ) センサーノードのピーク消費電力を数μWに抑えつつ、無線LANやBluetoothなどに対応したホスト機器にデータを無線送信できる。環境発電で生成した電力だけでセンサーノードを稼働させられる上、ホスト機器にハードを追加する必要がない。 数m程度の近距離を無線でデータを飛ばす近距離無線通信の応用が広がっている。スマートフォンやタブレット端末、ノートPCといった携帯型機器には無線LANやBluetoothといった近距離無線通信インタフェースが標準的に搭載されており、自宅や外出先で高速データ通信を利用するスタイルが一般的な消費者にも浸透しつつある。 さらに近距離無線通信は、超小型センサー端末(センサーノード)と結び付くことで新たなアプリケーションを生む。人や物に取り付けたセンサーノード

    電池レスのセンサー端末から無線LAN機器にデータ送信、発想の転換でルネサスが実現
    iroirogimon
    iroirogimon 2011/06/20
    簡単にセンサの多重化できないと使いづらい気がするがどうなんだろう?
  • 眼鏡が不要なMITの3D技術、アルゴリズムの工夫で明るく高解像度な映像が実現

    3Dテレビの普及を妨げる原因は、コンテンツの不足や価格の高さだと言われてきた。だが、専用眼鏡に不満があるユーザーも多いだろう。眼鏡を使わない3D技術はこれまでも存在していたが、映像が暗かったり、見る位置が固定されていたりするなどの欠点があった。MITが開発した新技術はこれら全ての問題を解決できるという。 米国のマサチューセッツ工科大学(MIT:Massachusetts Institute of Technology)内の研究所メディアラボは、高精細3次元(3D)映像向けレンダリングアルゴリズム「HR3D」を発表した。同技術を適用すれば、3D映像専用の眼鏡を装着せずに3D映像を見ることができる。特長は映像が明るく、従来の裸眼3Dディスプレイのような視野角の制限もないことだ。つまりどこから映像を見ても3Dに見える。 「裸眼視差バリア方式」と呼ばれる従来の裸眼3D技術では、連続する垂直方向のス

    眼鏡が不要なMITの3D技術、アルゴリズムの工夫で明るく高解像度な映像が実現
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