http://www.nichibun.ac.jp/~sadami/what's%20new/2011/koyano518.pdf 鈴木氏の反駁文は、本筋とは関係のない話が多く、そこで「博識」ぶりを開陳するので、それに幻惑されてしまいがちだ。私も、余談を誘発するようなところがある。そこでそういうあたり、ないし私への嫌味の類は無視することにする。 さて、鈴木氏の著書の冒頭は「本書は、「日本文学史」などに用いられる「日本文学」という概念が明治期にはじめて成立したこと、それが国際的に実にユニークな「人文学」であることを明らかにする」となっている。ところがここで(以下敬称略)鈴木は「明治期に成立した『日本文学』という概念」といっているが、これはだいぶ違っている。「明治期に成立して、今日まで引き継がれてきた」という意味だと、普通はとる。そして「小谷野君は「明治期に成立した」を抜かして1980年ころを
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く