市野川容孝・渋谷望 (編) 本橋哲也、植村邦彦、市野川容孝、斎藤幸平、佐々木隆治、溝口大助、明石秀人、松本卓也、永野潤、大貫隆史、河野真太郎、宮﨑裕助、前川真行、山本圭、隅田聡一郎、渋谷望、西亮太、鈴木宗徳、伊豫谷登士翁 清水知子、大河内泰樹 (著)
ど~も。ヴィトゲンシュタインです。 明石 政紀 著の「第三帝国と音楽」を読破しました。 「ヒトラーと退廃芸術」、「パリとヒトラーと私」といった第三帝国の美術品、 「ミッキー・マウス ディズニーとドイツ」、「映画大臣」といった第三帝国の映画産業について これまで読んできましたが、もうひとつあるジャンルが第三帝国の音楽です。 「第三帝国のオーケストラ―ベルリン・フィルとナチスの影」や、 「モーツァルトとナチス: 第三帝国による芸術の歪曲」を今までチェックしていましたが、 1995年に出た213ページの本書があることを知ったので、一発目に選んでみました。 タイトルもシンプルだし、表紙を飾る有名なポスターも惹かれた要因ですね。 1920年代、ワイマール共和国時代の経済不況によって、 ドイツの音楽家たちの職は脅かされています。 さらにトーキー映画の出現で、それまでサイレント映画の伴奏をしていた音楽家
ナチスドイツはある種の近代美術を退廃芸術として弾圧した。弾圧されたのは表現主義や新即物主義などの様式に属する作品である。これらの作品の特徴として、写実的立体的に描くという伝統的なスタイルを敢えて取らず、非写実的平面的に描き、戦争や死といった主題を扱った点を挙げることができる。ナチスドイツはこれらの前衛的な作品を病的なものとして弾圧し、多くの国民もそれに同調した。多くの国民にとって、美術とは美しいものを美しく描くものだからである。退廃芸術として弾圧されたオットー・ディクスは、崇高な戦場の英雄ではなく、戦場でボロ雑巾のように死んでいく兵士をボロ雑巾のまま描いた。多くの国民にとってこのような現実は見たくないものだった。人が惨たらしい傷口から思わず目を背けてしまうように、彼らもまた目を背けたのだ。目を背けても傷はそこにあるのだが。ナチスドイツはこのような国民の感情と手を取り合って退廃芸術を弾圧し、
人形表象による内面表現を切り口に、新しい文学論の構築を目指す。研究と日常、わんことの生活、そしてブックレビュー。 こんにちは。久しぶりに本の話題です。 佐藤亜紀さんの新刊『スウィングしなけりゃ意味がない』(角川書店、2017年)について。かなり好評を博しております。 タイトルからも分かる通り、ジャズが重要なテーマとなっており、ハンブルクの空襲やナチスのユダヤ人政策など、様々な観点から考察することが可能です。…が、ご本人が参考文献もあげておりますし、そちらの方面からの考察は得意な方にお任せし、私は、湖や雨、空から降ってくるもの、空襲の炎などに注目して考察します(長くなりそうなので、今日は水のイメージのみ)。 ****** 1.水の都 言わずと知れた世紀末ロマン文学に、ローデンバッハの『死都ブリュージュ』がある。亡き妻に酷似した踊り子にのめり込む主人公が、最終的に彼女の首を絞めて殺すという、そ
その日、若い追い剥ぎアルノーが出会ったのは、フランス王国に導入されたばかりの”紙幣”と器量良しの家出娘ニコル。二人でささやかな贅沢でもと両替に出掛けたアルノーは、金融家カトルメールに抱き込まれ、故買屋ルノーダンの金を投資資金として預かる。だがニコルはルノーダンが堅気に嫁がせたいと願う愛娘だった——。
その日、若い追い剥ぎアルノーが出会ったのは、フランス王国に導入されたばかりの”紙幣”と器量良しの家出娘ニコル。二人でささやかな贅沢でもと両替に出掛けたアルノーは、金融家カトルメールに抱き込まれ、故買屋ルノーダンの金を投資資金として預かる。だがニコルはルノーダンが堅気に嫁がせたいと願う愛娘だった——。
出演 佐藤亜紀、大谷能生 日程 8月19日(土)19:00スタート 料金 予約2,000円 当日2,500円(+1ドリンクオーダー) 8.19 SAT 19:00 オープンはスタートの30分前になります。 CLOSE 2017年3月の発売以来、圧倒的と言っていい絶賛を集めている佐藤亜紀の最新長編小説『スウィングしなけりゃ意味がない』(KADOKAWA)について、作者の佐藤さんをお迎えしてトークショーを行ないます。聞き手を務めるのは、批評と実践の両輪でジャズの歴史と現在を照らし出す異才、大谷能生氏。作中に登場するジャズの音源を実際に聴きながら、この途轍もない傑作小説の秘密に迫ります。 スウィングしなけりゃ意味がない 作者: 佐藤亜紀出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2017/03/02メディア: 単行本この商品を含むブログ (11件) を見る 佐藤亜紀の小説「スウィングしなけりゃ
Famous Views of the Sixty-odd Provinces: Izumi Province by Utagawa Hiroshige (1856) Regular Exhibition Famous Views of the Sixty-odd Provinces―Visiting Famous Locations in Japan with Hiroshige June 30 (Sun.), 2024 – August 25 (Sun.) This exhibition features all 70 pieces (including the catalog) in the series of Famous Views of the Sixty-odd Provinces created by Utagawa Hiroshige in the later years
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