HTML5では一貫性とシンプルさを保つために、HTML4から多くの変更が行われています。中でも、フォントや配置といった見た目を変えてしまう要素は、徹底的に排除されました。しかしながら、HTML4において見た目を変更するために使われていた要素のうちのいくつかは、HTML5でも依然残っています。これはどういうことなのでしょうか? 実は、それらの要素は、HTML5では意味が大きく変わってしまっているのです。HTML5でも同様に使えると勘違いして、かつてのような意味で使ってしまうと、いつか痛い目を見るかもしれません。そこで、この記事ではそれらのうちの一部の変更点を解説します。 <b> : 太字 → キーワード <b>は有名な要素です。あなたの友だちもこれを知っているかもしれません。HTML4での意味は太字(bold体)です。文字を太く見せるのが、この要素の役割でした。ではHTML5においては? H
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