2010年といえば「ガンプラ30周年」。JR東静岡駅前に実物大ガンダムが立ち、来週には東京ビッグサイトで「ガンダムSUPER EXPO」が開幕するなど、盛り上がりを見せている。しかし、もう1つ重要な30周年があった。「ドンジャラ30周年」である。 先月の東京おもちゃショーで展示された初代「ドンジャラ」。1980年は、西側諸国がモスクワ五輪への参加を見送り、イラン・イラク戦争が始まるなど、国際情勢が不安定な年だった。流行語は「ナウい」など。原宿ではタケノコ族が踊っていた(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日 ドンジャラは、麻雀をモチーフとした“絵合わせゲーム”の1つ。同じ色や同じ絵柄のパイを3枚ずつ集めて役や得点を競うテーブルゲームで、1980年に当時のポピー(後にバンダイに吸収)が発売すると、大人気分で卓を囲む子どもたちが急増した。 ドンジャラ30周年の記念イベントとしてバンダイが企画したのが