ITソリューションおよびサービスプロバイダのディメンションデータが先ごろ発表した調査によると、調査対象とした世界各国の企業が持つネットワークデバイスの73%が脆弱性の問題を抱えており、コンプライアンス上の重大な事故につながる可能性があるという。 IT担当者ならずとも背筋がゾッとする話だが、 この調査ではさらに深刻な結果が出た。調査したデバイスは広く知られ推奨されている標準的な製品であるにもかかわらず、導入されているデバイス1つに対して平均15種類のセキュリティの設定エラーが報告され、検査を行ったすべてのデバイスのうち43%が耐用年数の終了期間に入っており、そのうち56%がソフトウェアの保守期間またはサポート期間を過ぎていたという。 この調査は、ディメンションデータがセキュア・ネットワーク・インフラストラクチャ・アセスメント(SNIA)と呼ぶもので、世界各国で実施した152件のネットワークの