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2009年7月16日のブックマーク (3件)

  • inforno :: Scalaでスタック指向言語をサクッと実装する

    Scalaにはご存知のとおり scala.util.parsing.combinator というパーサコンビネータライブラリがある。さらには scala.util.parsing.ast というのもあるわけだけど、これは激しく開発中な感じ。Scalaはバージョンがあがるとこういう開発中ライブラリはごそっと変わったりするので今はおいておく。ちなみに、2.7.1では前のパーサコンビネータは scala.util.parsing.combinatorold といういかにも使いたくない名前にされてしまった。 パーサコンビネータといえば言語処理系だ(そうか?)。というわけで scala.util.parsing.ast は置いておいて、とりあえずASTについてほとんど考える必要がない、簡単なスタック指向言語を実装してみることにする。実行はScala 2.7.1.finalで。 スタック指向言語とは

  • inforno :: Scalaで無限リスト:Haskellライクに

    ScalaにはStreamという無限リストがあるんだけど、微妙に使いづらい、というか分かりづらい。Haskellでいうcycleはどうだ、とかよく忘れるのでメモ。 1def repeat[T](a:T) = Stream.const(a) 2def cycle[T](a:Iterable[T]) = Stream.const(a).flatMap(v=>v) 3def iterate[T](f:T => T, x:T):Stream[T] = Stream.cons(x, iterate(f, f(x))) 4def replicate[T](n:int, elem:T) = Stream.make(n, elem) こんな感じかな。cycleは結構使うから、Streamに標準でありそうな気がするんだけど、ないような。というわけで上のような定義となる。 1repeat(1) take 10

  • inforno :: 基礎を終えた人のScalaミニtips

    どう書く?orgでScalaを書いてくれる人もでてきたので、超一部の方向けにScalaのことでも書いてみようと思います。言うなれば、基礎を終えた人のScalaミニtips。知っている人は知っている、でもあまり知られていないことを並べていきます。 下に行くほどマニア度あがります、たぶん。FPよりの話が多いかもしれません。はやりのYコンビネータの話とか。たぶん。 ではいってみましょう。 Predefされているものは把握しておきましょう Scalaにはscala.Predefというオブジェクトがあります。この中で定義されているものは常にインポートされていて使える状態になっているので把握しておきましょう。 例: 1def exit(status: Int): Nothing = { 2 java.lang.System.exit(status) 3 throw new Throwable() 4}