ドイツ連邦リスクアセスメント研究所(BfR:Bundesinstitut fur Risikobewertung)は、シナモンの過剰摂取は健康リスクを否定できないとして注意喚起しています。 シナモンがII 型糖尿病などの際の血糖値を下げるとして、シナモンカプセルがダイエタリーサプリメントとして販売され、長期にわたるグラム単位の摂取が勧められています。しかし、シナモンの大量摂取の安全性のデータや血糖値低下作用は明確にはされていません。BfR は消費者保護の観点からリスク評価を依頼され、下記の発表をしています。 ・シナモンのスパイスとしての少量使用には数千年の歴史があり特に問題はないが、グラム単位で長期間摂取した場合のデータはない。 ・シナモンには主にセイロンシナモン(セイロンニッケイ 学名:Cinnamomum verum)とカシア(チャイナシナモン 学名:Cinnamomum cassia