制御システムを標的にする「Stuxnet」ワームの目的が次第に明らかになってきた。その背景をSymantecが解説している。 (このコンテンツはSymantec「Security Response Blog」からの転載です。一部を変更しています。) わたしたちの支援要請に応えてオランダのProfibusの専門家から幾つかのヒントを寄せていただいたことで、パズルの重要なピースをはめることができました。 Symantecでは、Stuxnetが潜在的な妨害行為を引き起こすように実際にPLC(プログラマブルロジックコントローラ)のコードを改変することを発見して以降、Stuxnetの真の目的が何であり、標的をどこに定めているのかを特定できないでいました。 しかし、Stuxnetには2つの特定のベンダー(1社はフィンランドに、もう1社はイランのテヘランに本社を置きます)の少なくともいずれか1社の周波数
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