令和になってはじめての正月、1月4・5日。その日、ひとりのレジェンドが現役生活に幕を下ろす。平成の始まりとともに東京ドームでデビューを飾り、そして新時代の訪れと時を同じくして東京ドームを最後にリングから降りる−−。その名も、獣神サンダー・ライガー。リングの内外でプロレス愛を炸裂させ続けてきたひとりのレジェンド覆面レスラーは、テンカウントゴングを数ヶ月後に控えるいま、何を思うのか。ライブドアニュース編集部が獣神サンダー・ライガーにインタビューをした。 ― ライガーさんは覆面レスラーじゃないですか。だから表情とかはわからない。でもすごく喜怒哀楽、感情が伝わってきます。それはかなり珍しいというかすごいなと思っていまして。そもそもなぜライガーさんは覆面をかぶることを決意したのですか。 獣神サンダー・ライガー(以下ライガー) もともとは素顔で試合をしていたんですけどね、そうすると雑誌とかに自分の顔が