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2022年01月28日10:00 カテゴリ朝鮮半島国際 遺憾では済まない北朝鮮の蛮行 政治家の発する言葉はパタン化しているのかもしれません。直接的被害こそないけれどよくない事件が起こった際によく使うのが「遺憾」です。ただ、遺憾の意味は「期待外れで残念だ」という意味ですのでじっとしていればそれでよいのか、という無作為を表す言葉にもとれます。 北朝鮮が今年6回目、計10発のミサイルを発射しました。岸田首相はオウムのように「遺憾」と述べています。これを「北朝鮮よ、何もしてくれるな」ととるなら日本は北朝鮮との外交そのものを放棄しているようにも受け止められます。先日ご紹介したように岸田首相の施政方針演説では外交問題について国別ではアメリカ、オーストラリアに次いで3番目に名前を挙げた国が北朝鮮です。中国や韓国が最後の方だったことを考えれば岸田首相はその気があるのか、と思わせました。 しかし、北朝鮮政策
島根県の竹島付近の空域で23日、韓国軍機がロシア軍機に対し「領空を侵犯した」として警告射撃を行ったことをめぐり、韓国大統領府の高官は、ロシア側が遺憾の意を表明したうえで、「機器の誤作動で計画していなかった空域に進入したと考えられる。意図を持って領空侵犯したのではない」と強調したとしています。 韓国政府は、23日午後、在韓ロシア大使館の武官を韓国国防省に呼んで厳重に抗議し、再発防止を求めました。 その際の武官の発言について、韓国大統領府の高官が24日明らかにし、それによりますとロシア側は今回の事態に遺憾の意を表明するとともに、「事前に計画された中国との合同飛行訓練だった」と述べたということです。 そのうえで、「機器の誤作動で計画していなかった空域に進入したと考えられる。意図を持って領空侵犯したのではない」と強調し、ロシア国防省が直ちに調査に着手し必要な措置を取ると約束したとしています。
昨日午前、島根県の竹島付近の空域で中国とロシアの共同巡回飛行中、ロシア軍機が韓国の領空を侵犯したとして、韓国軍がロシア軍機に警告射撃を行った。日本政府としては、日本の領空侵犯による事件なので、両国に抗議した。 この事件は、日露中韓、四か国の視点が異なり、また事実認識についても異なっているので、真相解明および外交的な問題解決は難しい。 いくつか項目にわけて考えてみたい。まず、客観的な事実を踏まえ、考察に進みたい。 韓国による竹島の実効支配は中露から拒絶された 竹島は日本国の領土であったが、日本が連合国支配下で独立を目前とする1951年1月18日、すでに1948年8月15日に独立していた韓国の李承晩大統領が独断で公海上に排他的経済水域の境界線、通称李承晩ラインを引き、竹島を日本から奪った。これに並んで、韓国は日本漁船の拿捕を行い、多数の日本市民の殺害も行った。 以降、竹島の海域は韓国が実効支配
2019年01月01日06:00 カテゴリ時事問題 緊迫する世界情勢と「国の危機管理」 韓国駆逐艦が日本の海上自衛隊のP1哨戒機に火器管制レーダーを照射した問題で日韓両国は激しい舌戦を繰り広げている。慰安婦問題や元「徴用工」(朝鮮半島出身労働者)への賠償問題で既に日韓両国間の信頼の絆は切れてきている。そして今回は、日韓両国の対立が初めて軍事領域まで広がってきたのだ。 ▲新年を迎えた私たちの「地球」(NASA公式サイトから) 日本の防衛省が激怒するように、韓国駆逐艦の哨戒機へのレーダー照射は非常に危険な行為だ。なぜならば、レーダー照射の次はミサイル攻撃を意味するからだ。日本の哨戒機パイロットが驚いたのは当然だ。日本側の抗議に対し、韓国政府側はさまざまな言い訳をして、悪意がなかったと説明する一方、日本側の批判を「過剰な反応」と逆に批判している。日本側に常に謝罪を要求してきた韓国側は自らの落ち度
「慰安婦合意見直し」を示唆した韓国・文在寅大統領に対して憤る日本人の声も多く聞かれる中、「平昌冬季五輪」の開会式に出席する意向を表明した安倍総理。この決断により、総理への世間の風当たりが強まることが予想されますが、無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』の著者で国際政治に詳しい北野幸伯さんは、「日本の真の国益のためには正しい判断」との見方を示しています。その論拠はどこにあるのでしょうか。 安倍総理の平昌五輪開会式出席は「戦略的」に正しいのか??? 今、私の目の前に、『嫌われる勇気』という本があります。なぜ、私はその本を見ているのでしょうか? そう、私には今、「嫌われる勇気」が必要だからです。日本の真の国益のために、大多数の意見と正反対のことを書かなければならない。今回は、まさにそんな話。皆さん、この話、もうご存知でしょう。 安倍首相発言全文=平昌開会式出席 時事 1/24(水)10:38配
2017年12月04日10:00 カテゴリ外交韓国関係 関心をひかなかった北朝鮮の「ご自慢」 二か月半ぶりに飛ばした北朝鮮のミサイルは金正恩氏に言わせればこれでアメリカをその気にさせる、ということだったかもしれません。そしていつものように安倍首相は強い抗議の姿勢を示し、トランプ大統領と電話会談し、国連安全保障理事会も開催され、毎度のお膳立ては揃います。しかし、何かが違ってきている感じがします。 繰り返される実験。そして北朝鮮から聞こえてくる威勢の良い「実験成功」の声。ですが、彼らのアメリカに対する見せかけがほぼ限界に達している証は決して一線を踏み越えない点でありましょうか。つまり、実験がまかり間違っても何か実害を与えるようなものであれば戦争という引き金を間違いなく引くことが分かっているため、ギリギリの賭けをしていると見えます。 今回のミサイル実験で航続距離についてはアメリカ本土を射程圏内の
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