28日、国税庁のまとめによると、今年7月末までに申告した2008年度決算法人の所得金額が、前年度比20兆8370億円(35.4%)減の37兆9874億円と6年ぶりの低水準になったことが分かった。 減少額・率とも集計可能な1967年度以降で最大とのこと。 このような状況にあって、政府は相変わらず莫大な金額の予算を計上しようとしている。 一時は50兆円規模の赤字国債を発行する予定だったというのだから、私には信じられない。この金額は日本のGDPの約10%に相当する。 すでに日本の国債残高は対GDP比で190GDPという、世界でも類を見ない高い数値だ。 これをそのまま報道するマスコミも危機感が欠如しているし、私たち国民が許してはいけない事態だと思う。 一方、さすがに市場の方は日本国債に対する不信感が高まってきているようだ。 長期金利の指標となる新発10年物国債の金利は2009年10月27日、2ヵ月
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