2017年02月03日10:00 カテゴリ経営日本の社会 「働き方改革」で変わるか、日本の労働市場 働き方改革が社会で大きく取り上げられています。大手企業を中心に残業時間管理や終業時刻の設定などを行い、「会社から社員を追い払う」努力を重ねています。これも電通事件で当局が極めて積極的にその実態解明に立ち向かい、社会的制裁を行い、本気度を見せたことが大いなる啓蒙活動のきっかけとなったかと思います。 では、この働き方改革、何処に向かうのでしょうか? 北米ではその人を丸々抱き込む雇用関係ではなく、プロフェッショナルサービス契約の体系が往々にして見られます。つまり、雇われている契約当事者はあたかも社員のように会社に来て仕事をしていますが、給与形態は全く違い、作業達成度に応じて支払われるサービス契約であります。 これは会社側からすれば一定の作業の達成に対する報酬という非常にわかりやすい体系ですので評価