はじめに 最近、異常検知に関する案件に関わって、結構苦労しました。 その理由の一つとして、異常検知の手法については一部本がでているもののそこまで多くはなく、また、異常検知プロジェクトの進め方という意味では情報があまり見つけられなかったというのがあります。 そこで、プロジェクト実施前に、こんな情報があればよかったなという内容についてまとめました。 自分が関わった案件は、設備のセンサーデータを用いた異常検知だったため、その内容に偏っていますが、全体の流れや考え方としてはあまりドメインや異常検知によらないものと思います。 なお、個別の異常検知のアルゴリズムについては話しません。 また、読者の対象しては、異常検知に興味がある人、機械学習プロジェクトに興味がある人を想定しています。 異常検知を取り巻くコミュニケーション 前提として、「異常検知」という言葉でイメージするものは人によって違います。関係者
新型コロナ「第2波感染者は第1波より増える」 “8割おじさん“西浦教授が講演、警戒呼び掛け 2020年7月18日 12:00 関西広域連合や関西の経済団体でつくる「関西健康・医療創生会議」は17日、新型コロナウイルスの緊急シンポジウムをオンラインで開催した。感染予防で人との接触の8割減を呼び掛け、「8割おじさん」の異名を持つ北海道大の西浦博教授が講演し、「第2波の感染者は第1波よりも増える。医療、保健現場には相当厳しい負荷がかかる」と警戒を呼び掛けた。 西浦教授は自治体が進める病床確保や検査数の充実について、「足りないものを少し増やすぐらいしかできていない」と指摘。「第2波の制御に光明が差すかというと、相当厳しい見込みを僕は持っている」と話した。このまま対策を取らなければ「貧しい人や社会的に虐げられている人ほど死亡者が多くなる」と危機感をあらわにした。 緊急事態宣言のような踏み込んだ対策に
2020年07月19日06:00 カテゴリアメリカ それでもトランプ氏を推す理由 第45代米大統領、ドナルド・トランプ氏の再選に赤ランプが灯されている。米国の各種世論調査によると、対抗候補者、民主党のジョー・バイデン前副大統領(在任2009〜17年)が約10ポイントの大差で先行している。現職大統領が圧倒的に有利といわれる再選で敗北した現職大統領は戦後、3人(フォード、カーター、父ブッシュ)しかいない。トランプ氏はその屈辱のサークル入りするか、残された4カ月間の終盤選で現職大統領の特権を駆使して巻き返しを図り、再選されるだろうか。 ▲トランプ大統領(ウィキぺディアから) ▲バイデン氏(バイデン氏のファイスブックから) 当方はトランプ氏を推す。同氏が立派な米大統領であり、過去4年間の実績が素晴らしいからではない。客観的にいえば、ツイッター外交を駆使するトランプ氏の言動は不安定であり、どう贔屓目
香港基本法の解釈権と改正権は全人代常務委員会にあり、香港の裁判所は国防や外交などの国家行為を管轄しないと明記してある。国家安全を国家行為と解釈すれば合法的に国安法を制定できるよう最初から仕組んである。 香港国家安全維持法(以下、香港国安法)に対して今後どのように対処していけばいいのか、そして何が起きようとしているのかを見極めるためには、まず中国がどのような法的論理で何をしようとしているのかを客観的に位置づけなればならない。 ◆基本構造 その思考を明晰にするために、既知のことではあっても、先ずは順序だてて基本構造を見てみよう。 ●中華人民共和国憲法第31条(1982年改憲)には、「国家は、必要のある場合は、特別行政区を設置する。特別行政区において実施する制度は、具体的状況に照らして全国人民代表大会(以下、全人代)が法律でこれを定める」とある。 ●特別行政区で遂行される制度は「一国二制度」であ
2020年07月19日10:18 カテゴリ 無症候性PCR陽性者は本当に他人にコロナウイルスを感染させる患者? ファクターXは本当にある? 現場に余裕を持たせて研究を! 感染者数がまたあまりに増えてしまった新型コロナウイルス感染症(COVID-19)。論文で報告されている世界の情勢と日本の現状とのズレを修正する時期だと思っています。 1 無症候性患者が他人に感染させる まず感染者数の定義が世界で違います。ある時期から中国は症状がないPCR陽性者を患者としてカウントしていません。そして論文で解説されている患者の感染効率解析事例は、症状を発症する患者さんの2日前のウイルスが一番多く感染力が高いということで、感染後(PCR陽性後)ずっと無症状で終わる人たちの詳しい解析はできていません。 唯一それっぽい解析は、中国武漢の全員PCR解析。ただその患者が症状なし、軽度の症状(いわゆる風邪)、重度の症状
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