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ブックマーク / www.vice.com (2)

  • 格差社会の復讐者たち - VICE

    特殊詐欺の被害総額は、警察が把握しているだけで559億円(2014年)。そして今日も、持てる者たちから持たざる者たちが奪い取っていく。加害者への取材を通してこの重犯罪の実態に迫ったルポ『老人喰い ─高齢者を狙う詐欺の正体』を上梓した鈴木大介にインタビュー。振り込め詐欺をシノギとする若者たちの生態や心情から、アウトローを取材する記者稼業の音にまで話が及んだ。 * 取材を始めたキッカケは、純粋に需要があったからです。いまに始まったことではなく、さまざまな社会の裏側の仕事というものは、生活に不安を感じている人々にとって「どうにもならなくなっても、こうすれば生きていけるんだ」といったガイドラインのような需要がありますから。 ところが、実際に取材をして、裏稼業の現場の子たちの話を聞いていくうちに、大きな違和感を感じたんですね。彼らは見た目こそ近寄りがたい存在なワケですが、実はその多くが社会的弱者で

    格差社会の復讐者たち - VICE
    isrc
    isrc 2019/07/30
    彼らにとって詐欺という仕事は、高額の報酬が出る学びの現場という感じで、モチベーションもいよいよ高くなる。子供の貧困も格差もずっと昔から日本に存在したもので、それを放置した結果が、もう目の前に出てる
  • 「洗脳されていた」脱北者が回想する北朝鮮での生活

    キム・ジュイル(43歳)は、朝鮮人民軍に8年間従軍したのち、2005年、鴨緑江を泳いで渡り、脱北した。現在、彼はロンドンで暮らし、在欧朝鮮人団体の代表を務め、脱北者支援、朝鮮労働党の人権侵害糾弾などの活動を続けている。 *** キム・イルソン(金日成)の死を知ったのは、38度線の近くです。当時、北朝鮮に電力はほとんどありませんでしたが、国境近くにいましたので、韓国のスピーカーから流れる大音量の放送が聞こえてきました。「デマだ。総書記が死ぬはずない。どうして偉大なる指導者が死ぬんだ。総書記は不死身だ」と口には出さずに放送を否定しました。 それは想像を絶する出来事でした。私は哭きました。みんなも哭きました。毎朝、兵士は総書記の記念碑に花を手向け、哭きました。「これからどうやって生き延びるんだ。生活はどうする。私たちの運命はどうなる。総書記は当に逝ってしまったのか」と嘆き悲しみました。これは洗

    「洗脳されていた」脱北者が回想する北朝鮮での生活
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