筆者は22日東京市場におけるユーロ相場の急落劇をスクリーン上で見ていて、「これは一つの時代が終わったな」と感じざるを得なかった。「20年バブル」とでも呼ぶべき時代の終わりと、金融マーケット縮小局面の到来である。 1988年4月にマーケットの世界に身を投じて以来、筆者は20年以上にわたって、ロイターの「ASAP」と「WXWX」という同じスクリーンで、為替相場を眺め続けている。ユーロが対ドルで1.3ドルに近付いても、いわゆる「防戦買い」らしき動きは鈍く、そのままユーロは力なく1.3ドルを割り込んでいった。昼過ぎにユーロ/円が130円を割り込んだ後の動きも急だった。筆者が作成した「1.3ドル・130円割れ」のリポートがウェブサイト上にアップロードされるまでの間に、ユーロ/円はそこからさらに数円急落していた。外国為替市場でも流動性が低下していることは明らかである。ストップロスオーダーが並んでいたに
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く