リーマンに限らず、米国の証券会社は、そうしたインチキ商品を山の ように作りあげて、右から左に金を稼ぐというやり方をしていたのである。 2008年10月7日 火曜日 ◆「なぜリーマンだけ…」リーマンCEO議会で恨み節 10月7日 産経新聞 【ワシントン=渡辺浩生】経営破綻した米証券大手リーマン・ブラザーズのファルド最高経営責任者(CEO)は6日、米下院公聴会で証言し、破綻に至った経営判断について「全責任が私にある」と述べた。ただ、その一方で、リーマン破綻翌日に当局の線引きで米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)が救済されたことについ「なぜリーマンだけ救済されなかったのか」と恨み節も漏らした。 先月15日の連邦破産法11条適用申請から3週間。ファルドCEOは、やつれた表情で「当時の情報に基づきとった判断と行動の全責任は私にある」と強調した。金融危機の引き金となり「会社に起