「中世経済ファンタジー」という響きに惹かれたのと、冬アニメの予習のために『狼と香辛料』を読む。 少し調べてみると著者本人のblogに参考文献の一部が明かされていたので分かる範囲でまとめてみる。 <参考文献> 西洋中世史研究入門 他にもハンザ商業圏においては関谷清の『ドイツ・ハンザ史序説』[1978],高橋理の『ハンザ同盟』[1980]がある。関谷は様々な面に触れており、高橋はコンパクトな通史の形をとっている。一方地中海地方のものでは後述する齊藤[2002]が概観している。南北商業圏をつなぐ交易を扱ったものとしてはシャンパーニュに関するものでは大黒俊二『西洋史学』199「中世南北商業とシャンパーニュの大市―主としてジェノヴァの公証人文書より見たる」[1982]、ブリュージュに関する千脇修『西洋史論叢』「14世紀ブリュージュにおける金融と貿易―高利貸・両替商・取引仲介人」[1996]、ドイツ内
狼と香辛料 (2) (電撃文庫) 作者: 支倉凍砂,文倉十出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス発売日: 2006/06/10メディア: ペーパーバック購入: 8人 クリック: 117回この商品を含むブログ (385件) を見る まとめ 『狼と香辛料』は1巻もそれなりに面白かったが、2巻はさらに面白くなった。支倉凍砂はデビュー2作目にして「化けた」。 『狼と香辛料』は会話に効かせた香辛料が面白い。その一例としての「明日」について。 『狼と香辛料』において耳と尻尾に必然性があるかと訊かれれば「今のところ語られていない」としか言いようがない。だが、それらの必然性は既に語らずして示されているのではないか? 『狼と香辛料』にはルーツがある。その作品とは……。 以下、内容に触れます。『狼と香辛料 (電撃文庫)』及び『狼と香辛料 (2) (電撃文庫)』をまだ読んでいない人はご
そういえばここ数日の飲み会の席で二度ほど、「お前はどのくらい資料読んでいるんだ」と聞かれましたが、私の場合は30冊くらいかなあと思います。 あまり多くないです。 ちなみにデビュー前の、応募原稿を書いたときに読んだ資料のリストがあったので張っておきます。 ここを見に来る人でいるのかどうかわかりませんが、これからファンタジー系の小説を書きたいなあと思っているけれども資料をどれ選んだらいいかわからないよ!、というかたは参考にどうぞ。 ちなみに絶版とかまったく気にしてないです。別にこれからファンタジー系の小説を書きたいと思っているわけではないが、本のリストを見かけると興味を惹かれる。 以下、引用もとで記載されている順に、「はまぞう」のリンクを張っておく。画像リンクは重いのでテキストリンクのみ。 『金と香辛料―中世における実業家の誕生』 『北の十字軍 (講談社選書メチエ)』 『ドイツ中世後期の世界―
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