自由主義的人間、家族主義的人間、社会民主主義的人間―『ポスト工業経済の社会的基礎―市場・福祉国家・家族の政治経済学』 G. エスピン‐アンデルセンより。 ポスト工業経済の社会的基礎―市場・福祉国家・家族の政治経済学 G. エスピン‐アンデルセン (著), Gosta Esping‐Andersen (原著), 渡辺 雅男 (翻訳), 渡辺 景子 (翻訳) 2000年5月10日 桜井書店 4000円+税 午前7時起床。浅草は晴れ。G. エスピン‐アンデルセン の『ポスト工業経済の社会的基礎―市場・福祉国家・家族の政治経済学』を再読し始めている。 『資本主義が生み出す階級的分断と社会的不平等とを、議会制民主主義はいったいどのよな条件のもとで是正することができるのか。これが現代という時代を貫く中心的課題であり、広義の政治経済学の核心問題である』(「訳者あとがき」:p261より)は、米国流のグロー