ABO式血液型は、赤血球の血液型なのに対して、骨髄移植のときに問題になるHLAは白血球の血液型です。 血液型は何十種類も発見されていて、赤血球の血液型では、ABO式の他にRh式、P式、MN式、Q式、Lewis式などが有名です。 ABO式血液型は、赤血球の中にある物質ではなくて、赤血球の表面にある糖鎖で決まります(正確には、「ラクト系スフィンゴ糖脂質」だそうです)。 そこで、糖鎖の基礎についてちょっとだけ詳しくなろうというのが、このページの目的です。もちろん、詳しいことは専門書を読んで勉強してみてくださいね。 ABO式血液型と糖鎖の関係は? ■ABO式血液型って何? 竹内久美子さんの『小さな悪魔の背中の窪み』によると、次のようなものだそうです。 赤血球の表面には、びっしり毛のように糖の鎖(ガラクトースやN-アセチルグルコサミンのような糖がいくつも連なっている。根元部分は糖質かタンパク質に結合
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