経済見る「鳥」「虫」「魚」の目 「経済を見るには3つの目が必要である」と言われる。経済をマクロから鳥瞰することのできる「鳥の目」、ミクロの細部を見通すことのできる「虫の目」、そして経済の潮の流れの変化を見通すことのできる「魚の目」であるそうだ。経済問題を考えるとき、この3つの目をフル活動させることが重要である。 新聞を読むときも同じだろう。現実の世界で起きている現象を伝える新聞記事であるが、ただ事実を伝えるだけでは面白くない。鳥の目・虫の目・魚の目のどの目で見ているのか分かる記事が面白い。そういった意味では、日本経済新聞の6月28日朝刊のトップ記事は鳥の目から見て注目すべき記事である。 ○石油高騰が日本に与える真のインパクト この記事によると、1バーレル140ドルという今の石油価格が続くと想定すると、日本だけでGDP比で5%の所得が産油国に流出するというのだ。これは経済学では交易
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く