田村明子さんが書かれた「パーフェクトプログラム」(新潮社)という本を読みました。実は私はこれまでフィギュア関係の本や雑誌を読んだことがありませんでした。これをきっかけで色々な本に手を出してしまうかも(ただ特定の選手本はなぜか読みたい気持ちにならないのですけれど。)。選手、関係者、ジャッジなどに敬意を払いつつも、けっして陰の部分に目をつぶらない(北米対ロシアの関係が男子フィギュアの採点に与えた影響について、かなり厳しい指摘があります。)、そんな田村さんの姿勢がバッチリ私の好みに合いました。 「へー!」と思った情報やエピソードをいくつかあげてみます。 1 山田コーチと「スケートママ」との付き合い方 お母さんにとっては当然ながら自分のお子さんが一番大事。それがときにはコーチとの摩擦を生みます。山田コーチはお母さんたちにも積極的に練習に参加してもらい、意見が違ったときにもしっかりと意見交換を行える