石倉洋子さんの本。石倉さんは、以前も「世界級キャリアのつくり方」という本を出版、一貫したテーマをお持ち。今は慶應のメディアデザイン研究科の教授をされている。私は、マッキンゼー・アルムナイ繋がりで何度かお目にかかった。 石倉さんは、動物にたとえるならカモシカ。足が細くてミニスカートのスーツがよく似合う。(羨ましい。)サバサバ度も極めて高く、とてもステキな方です。 本書は、世の中の環境がどう変化しているのか、そのなかで個人はどのようにキャリアを考えたらよいかを説明しているが、グローバルなキャリアを持つ日本人のインタビューも数多く掲載されている。 中でも一番面白いのは石倉さん個人のキャリア。 大学3年でアメリカに1年留学、帰ってきてから就職まで1年半あると思っていたら、アメリカの学位が日本の大学で認められたので、思いがけず帰国して半年で卒業となり、就職活動に出遅れてフリーターになった・・・とか。