全国の複数の学校で合唱が原因とみられるクラスターが相次いだことを受けて文部科学省は8日、各教育委員会などに対して合唱時の感染症対策を徹底するよう通知を出しました。 新型コロナウイルスの感染者が全国的に増加するなか、埼玉県川越市の中学校では6日までに生徒34人と教師1人の合わせて35人が感染するクラスターが発生しました。この学校では合唱コンクールに向けてマスクを外して歌の練習をしていたということです。このほか、全国の複数の学校で合唱が原因とみられるクラスターが発生しています。これを受け、文科省は全国の教育委員会などに合唱での感染症対策を徹底するよう呼び掛ける通知を出しました。合唱する際は原則マスクを着用し、間隔を最低1メートル空けたうえで常に換気をするなどの対策を呼び掛けています。萩生田文科大臣は「感染マニュアルを徹底してほしい」としています。
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