日本生命保険は7日、東京・丸の内の本社で、少し風変わりな表彰式を開いた。社長の清水博が表彰したのは、定型のデスクワークを自動化してくれるロボットたちだ。産業界ではソフトウエアロボットによる業務自動化(RPA)の導入がここ数年で一気に進んだ。同社は現在、顧客サービスや資産運用を中心に180の業務で200のロボを配備、事務作業の削減量は年間7万時間に及ぶという。 日本生命の特別勘定運用部。ここで投資信託の発注業務を担うロボに、清水は「最優秀賞」を贈った。 同部はこれまで職員が手作業で行っていた投信の発注業務を見直し、購入プランの確認と発注、前日発注分の確認、取引内容確認の三つに分割。それぞれをロボに任せることで、作業の90%を自動化した。これで年間500時間を削減し、作業ミスはゼロになったという。 さらに発注の締め切り時間に追われる業務が減ったことで、担当者の心的負担も軽減。捻出した時間は運用

