スイス・チューリヒで、市民に公開された売春専用のドライブイン「セックスボックス」(2013年8月24日撮影)。 【AFP=時事】スイスのチューリヒ(Zurich)に26日、売春専用のドライブイン、通称「セックスボックス」が正式オープンする。売買春の場を市中心部から移して適切に管理するのが設置の目的だが、市民、政治家、性産業従事者たちの間で意見は分かれている。 【写真7枚】売春ドライブイン「セックスボックス」 チューリヒ西部の旧工業地域に作られたセックスボックスは、市中心部の赤線地区ジールカイ(Sihlquai)のイメージを変えるべく、市当局がドイツの取り組みを参考に導入した。ジールカイでは毎晩のように売春婦と客が人目もはばからず交渉しており、近隣住民が不満を募らせていた。 性産業従事者の福利を担当する市社会福祉課のミハエル・ヘルツィク(Michael Herzig)氏は、「売春も基本的