【編集部より】 三谷幸喜さんが脚本を手がけ、堺雅人さんが主演で話題のNHK大河ドラマ『真田丸』。 いよいよ堺雅人さん演ずる真田信繁(真田幸村)が大坂城に入り、家康率いる徳川方と一戦まみえるワケですが、まず最初に確認しておきたいことがあります。それは「大坂の陣は冬と夏に2度行われており、真田丸が築かれたのは最初だけ」ということです。 冬の陣では砦(真田丸)に入って徳川軍をぶっ潰し! 夏の陣では特攻をかけて家康を死の寸前まで追い詰めて!いるんですね。 1614年→大坂冬の陣(幸村が真田丸で奮戦) 1615年→大坂夏の陣(幸村が家康に死の特攻・大坂城は陥落) この2点を事前に把握しておけば、今後のドラマストーリもすんなり頭の中に入ってくるでしょう。今回の記事で説明申し上げたいのは、砦としての「真田丸」です。 信長も秀吉も超苦労した拠点に弱点っておかしくない?一般的に真田丸は「大坂城の弱点と言われ