【ロンドン時事】エリザベス英女王は17日、隣国アイルランドの首都ダブリンに到着し、4日間にわたる同国公式訪問を開始した。英国王のアイルランド入りはジョージ5世以来100年ぶりで、同国独立後は初めて。 両国政府は今回の訪問で植民地支配をめぐる過去の争いに区切りを付け、新たな関係構築の一歩としたい考えだ。 女王はマカリース大統領と会談し、アイルランド解放のために戦った兵士の記念碑に献花。18日には晩さん会が催され、女王は20日、同国南部のコークも訪れる。 【関連記事】 エリザベス女王、在位期間2位に=英 英王子挙式の風刺番組中止=王室の不興買う ケイトさん両親と初面会=英女王 豪でも英王子結婚切手 NZ地震で追悼式=英王子、日本に見舞いの言葉