東池袋に防災公園/造幣局跡1ha活用を構想/豊島区 東京都豊島区は、東池袋エリアにおける大規模な防災緑地空間を創出するため、造幣局東京支局が移転した場合の跡地活用についてまちづくり案をまとめた。造幣局の移転跡地約3.3haのうち、敷地東側の約1haに自家発電設備などを導入した防災公園を整備し、都心に立地する都市型地域防災拠点を目指す。敷地西側約2haに誘導する機能については業務・商業と住宅を中心とする2案を提示した。区は造幣局の移転を含めた再編整備について、2012年度前半をめどに造幣局と都市再生機構との中間合意を目指しており、このタイミングに合わせてより具体的な案をまとめる考えだ。13年度には最終合意と、段階的な合意形成を図りながら事業化を目指す。 対象エリアは、造幣局東京支局(同区東池袋4−42−1)を中心とする周辺地域。 防災公園には、多数の避難者や帰宅困難者が発生する都心の立地